―「鉄筋やコンクリートにぶつかったら意味ないのでは?」というコメントを受けて
最近、あるコメントをいただきました。
「フローティングデバイスが浮くテントのようなものだと、鉄筋やコンクリートなどの硬い漂流物に当たったら危ないのでは?」
とても大事な視点だと思います!だからこそ今日はこの疑問に真っ正面から向き合いたいと思います。
🧱【鉄筋・コンクリート瓦礫は水に浮くのか?】
実は…水に継続して浮く瓦礫のほとんどは軽量のものです。
例えば…
- 家具類(タンス、テーブル)
- 建材(木材、スレート)
- 車や自転車
- プラスチック類
実は、鉄筋コンクリートの塊や石材などは水より重いため、多くは水中に沈んでしまい、水面を漂って救命いかだと激突する確率は極めて限定的なんです。🌊
また、水中では浮力の影響で物体の運動エネルギーが大きく緩和されるため、強い力が一点にかかり続けて穴が空く…といったケースも実際はごく限られます。
それでも「絶対安全」とは言えませんが、「最後の備え」としての選択肢として現実的に注目されています。
つまり、「鋭利で貫通力のある重たい瓦礫=海面に浮かぶもの」というイメージは少し誤解があるかもしれません。
船舶用救命いかだは「ただの浮くテント」ではない!
「ただ浮くだけの風船みたいなもの」と思われがちですが、実は違います。
この救命いかだは…
✅ 船舶事故での生存用に開発
✅ 国際基準(SOLAS)で設計
✅ 厚みのある二重気室構造
✅ 海難事故に備えた耐衝撃設計
つまり、もともと“過酷な海の上での使用”を前提に作られているんです。
特に大型船の沈没時には強い水流や大量の漂流物が発生し津波災害時の環境と非常によく似ています。
だからこそ、私たちが津波対策として提案している救命いかだも、荒天や瓦礫との衝突といったリスクを想定して設計されています。
🧠【冷静に考えたい「現実的な脅威」】
津波の最中、命を落とす最大の原因は以下のようなものです:
- 濁流に巻き込まれて呼吸できない
- 突然の激流で建物ごと押し流される
- 高台や避難ビルに間に合わない
救命いかだは、こうした状況でも
☑ 呼吸ができる
☑ 濡れずに体温が保てる
☑ 衝撃を吸収しやすい構造
という“最低限の生存空間”をつくってくれます。
🔍【これまでの避難に「加える」という発想】
このデバイスを紹介すると、
「今さらそんなものが使えるの?」
「避難ビルがあるから不要じゃない?」
という声もあります。
でも実際、避難ビルが足りない地域や高齢者施設など、逃げ切れない人たちがいるのも事実。
だからこの救命いかだは、今ある避難行動を否定するものではなく、
“逃げられなかった人を、ひとりでも多く助ける”ための選択肢のひとつ。
特に:
- 島嶼部や海沿いの集落
- 垂直避難が間に合わない施設
- 高台が遠い住宅街
こうした地域では、これが「最後の備え」になるかもしれません。
🗣️【あなたはこの装備、どう思いますか?】
あなたの意見をぜひ聞かせてください!
- 本当に助かると思う?
- 家庭や地域にあったら安心?
- こういう装備が普及してほしい?
💬コメント欄でご意見を教えてください。


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