海辺のこども園が選んだ“即時避難”の選択肢
静岡県西伊豆町田子に位置する伊豆海認定こども園は、駿河湾からわずか40メートルという海岸近接地にあります。この地理的条件から、津波のリスクが常に存在するため、園ではこれまで毎月、近隣の神社への避難訓練を実施してきました。
しかし、災害は予告なく発生します。特に津波は、地震発生から数分で到達する可能性があり、迅速な避難が求められます。このような背景から、園では新たな避難手段として、災害用シェルターの導入を決定しました。

発泡スチロール製の高性能シェルター
2025年3月27日、伊豆海認定こども園に新たに導入された災害用シェルターがお披露目されました。このシェルターは、浮力があり燃えにくい性質を持つ発泡スチロールに、強度の高いコーティング剤を施した構造となっています。万が一の際には、このシェルター内に園児たちが避難し、安全を確保することができます。
園長の山本美生さんは、「災害用シェルターを今後活用して、より安全な環境の中で、子供たちがのびのびと生活できるよう、日々の訓練を強化していきたい」と述べています。
地域全体での防災意識の向上
西伊豆町では、津波浸水域外へのこども園の統合案も検討されていますが、災害はいつ発生するかわかりません。そのため、町としては、今すぐにでも起こりうる災害への備えを万全にする必要があると考えています。
このような取り組みは、地域全体の防災意識を高めるとともに、他の教育機関や自治体への良いモデルケースとなるでしょう。
まとめ
海岸からわずか40メートルという立地にある伊豆海認定こども園が導入した津波避難用シェルターは、即時避難の重要性を再認識させるものです。園児たちの命を守るためのこの取り組みは、他の地域や施設にとっても参考になるでしょう。災害はいつ発生するかわかりません。だからこそ、日々の備えと迅速な対応が求められるのです。



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