南海トラフや千島海溝で巨大津波が発生した時、「この地域は津波避難困難地域だから、もう自分にはどうすることもできない」と感じていませんか。けれど本当にそうでしょうか?
現場で生き延びた人々や最新の防災実践から見えてきたのは、浮力を確保し「浮いて呼吸だけはできる」備えが、生死を分ける【最後の一手】になるという事実です。
津波避難困難地域という現実
2025年の内閣府調査によれば、全国で585地区・約23万人が「津波避難困難地域」と公的に認定されています(出典:読売新聞 2025年3月23日)こうした地域は地形やインフラ、高齢化、道路事情等の理由で「高台が近くにない」「高台避難が難しい」「逃げ遅れが発生しやすい」現実があります。
しかしその一方で、どうしても「きっと何とかなる」「自分だけは大丈夫」という正常性バイアス(危機に直面しても根拠なく楽観視する心のクセ)が働きやすいのです。実際、防災庁アンケートでも「ハザードマップで家は安全エリアだから」と避難しなかった人が多数を占めていました。
“公助”の限界、自助の重要性
国や自治体は避難路や防潮堤、高台の指定など“公助”を強化し続けています。しかし現実には、すべての津波避難困難地域のリスクをゼロにすることは困難です。そこで大切なのが「自助」という考え方。「自分の命は自分でも守る」準備、それがあなたや家族の未来を変える分岐点になります。
実例:浮力と呼吸が命をつなぐ
東日本大震災時、宮城県東松島市で津波に流されながらも奇跡的に生還した潜水士・安部淳さんの事例は象徴的です。彼が着用していたのは、全身を覆い体温と浮力を保つイマージェンションスーツ。
安部さんは「顔さえ水上に出せれば呼吸できる。だからこそ最後まで希望が持てた」と語ります。浮力を確保して呼吸し続けられる備えが、命をつなぐ唯一の条件だったのです。
実際、東日本大震災では漁業者や一般住民でも「ライフジャケット」を使用し、漂流後に生還したケースが報告されています。国や大学の災害調査データでもこれらの【浮力装備】の効果は強調され続けています。
今こそ――「最後の一手」=浮力デバイスをあなたの自助に
それでは、どうすれば私たちの暮らす津波避難困難地域でも命を救えるのでしょうか?
防災先進地の実践や津波セーフプロジェクトの提言から、以下のアクションをオススメします。
1. 「逃げ遅れリスク」再認識と対話
2. 浮力デバイスの具体導入
- 国際規格LSAコード合格の「ライフジャケット」または「救命いかだ(ライフラフト)」(特に寒冷地は必須)を家庭や事業所・避難場所にも準備・常備しましょう。
- お年寄りや子どもは、ワンタッチ装着できる浮力補助具が推奨されます。
- 津波セーフプロジェクトの新提案「(仮)携帯型エアボール」や「(仮)高齢者施設への備蓄型多人数用エアボール」などは将来的な方向性を示すもの(現在は存在しません)
コンセプト動画①
人々はエアボールを携帯し、想定外の津波高でより高い高台へ移動ができなくても、諦めない
コンセプト動画②
老人ホーム屋上に多人数用のエアボールが備蓄され、想定外の津波高でも浮いて、諦めない
コンセプト動画③
津波避難困難地域で高台避難ができなくても浮いて、諦めない
3. 日常の備えと体験
- 月1回の「装着体験」や「避難を想定したシミュレーション訓練」が家族・施設の安心感を高めます。
- 防災イベントや現地研究会への参加で、最新事例や仲間と知識を共有できます。
正常性バイアスと向き合い、「命を守る文化」へ
何より大切なのは「自分だけは大丈夫」という[正常性バイアス]から脱却し、「備えれば大丈夫」に変えることです。「自助による浮力装備」は、その第一歩として最も現実的で効果的な策です。
津波から命を守るのは、最終的にあなた自身の【知恵と備え】=【最後の一手】です。 今こそ、家族や大切な人と、今日できる小さな一歩から始めてみませんか?



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